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【ふぁみりー歯科クリニックpresents マッチレポート!】#2

更新日:2020年9月10日

Match Report #2 日  時:2020年8月2日(日) 大  会:第100回 天皇杯県予選決勝 会  場:紀三井寺陸上競技場(メイン) 対戦相手:和歌山紀北蹴球団 結  果:勝(3 - 0) -決勝戦、気温30度を超える猛暑- 1週前に雷雨で延期となっていた決勝戦。気温30度を超える中でのプレーに加え、相手はチャレンジャー精神を持って挑んでくる。延長戦突入やPK戦になった場合も想定し、緊張感を持って準備を進めてきました。 準決勝で出た課題のひとつに、自分達が思うようにいかない状況が起こった際に慌ててしまうことがありました。 試合前のミーティングでは、トラブルは発生するものなので、ポジティブな声をかけて冷静に対処すること。前回同様、他者へのリスペクトと自分へのプライドを持って戦い抜くことを伝えた上で、攻守における戦術を確認しました。 -前半、絶妙クロスから2ゴール- 試合開始。序盤から紀北蹴球団は自陣でブロックを作り、前線からプレッシャーをかけて来なかったため、こちらがボールを保持する展開に。DFとMFでボールを左右に動かし、積極的にサイドから攻撃を仕掛けていきました。 前半13分に右サイドを駆け上がった中濱のクロスボールを久保がヘディングで合わせ先制点を奪取。前半18分には、安川とのコンビネーションで左サイドを突破した村上のクロスボールをファーサイドで山本が押し込み、2-0。左右のサイドバックのクロスから2トップのコンビが立て続けにゴールを決め、幸先のいいスタートを切りました。 その後もサイドからゴールに迫りますが、ゴール前に人数をかけて粘り強く守る相手になかなか追加点を奪えず、前半終了。 -ハーフタイム- 選手に伝えたことは2つ。 まず、準決勝に比べると少ないゴールで前半を折り返したことに対して、ネガティブな印象を抱かないこと。繰り返しトレーニングしてきたサイド攻撃の形を多く創り出すことができているので、ゴールが決まるまで落ち着いて続けることが大切だと話しました。 次に、中央の攻撃について。中央から攻める際に選手間の距離が少し遠いので、距離を詰めるタイミングと必要性を伝えました。 -後半40分、待望の追加点- 後半も前半と同じく、こちらがボールを保持する状況に。 序盤にDFからFWへのパスをカットされ、カウンターを受けてしまいます。スピードに乗った相手にたまらずペナルティエリア付近でファウルを犯し、直接FKのチャンスを与えてしまいましたが、GK臼杵が外へ弾き出し、ゴールを死守。このプレー以降、紀北蹴球団が少し勢いづき、全体的に少し前に出てきました。 相手チームのDFラインが高くなったところで、その背後を突いていこうと考え、中西、堀野、辻村とスピードと得点感覚に優れた選手をピッチに送り、追加点を狙いました。 しかし、チャンスは創り出すものの、なかなか追加点を奪えません。迎えた後半40分、待望の追加点が生まれます。 山本のフリーキックから中西が日本人離れした身体能力を活かし、打点の高いヘディングシュートを決めて3-0。 その後も攻撃の手を一切緩めず、試合終了のホイッスルがなるまで果敢にゴールを脅かしました。 準決勝のような大量得点とはいきませんでしたが、しっかりと無失点で勝利を掴み、天皇杯県予選12連覇を達成。9/23(水)に行われる天皇杯2回戦(1回戦はシード)での勝利を目指します。 さて、2試合の練習試合を挟みリーグ戦が開幕します。 ここからより一層チーム内での競争と戦術の積み上げを図り、さらなる高みを目指します。 アルテリーヴォ和歌山は、地域の皆様の支えにより成り立っているクラブです。厳しい状況においても引き続き我々を支援してくださるパートナー企業様。また今回のコロナ禍において、無観客での試合を戦う中でサポーターの力を痛感しております。皆様の声援がプレーする選手たちの原動力となっていることは間違いありません。 クラブを支えてくださる多くの方々に、選手たちの躍動する姿を観ていただくことができる日を心待ちにしています。


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