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2020年も応援ありがとうございました



2020年も残り数時間となりました。


新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年の今頃とは日本を含めた世界中の状況が一変し、未だに収束の見通しが立たぬままです。そのような中、今年も皆様のご理解とご支援を賜り、シーズンを終えることができましたことに厚くお礼申しあげます。


予定されていた2020東京五輪・パラリンピックは延期となり、伝統行事やイベントの中止も相次ぎました。未曾有の出来事に見舞われる中で人々は生活、働き方を工夫し、変化に対応して歩みを進めました。クラブとしても、活動自粛、試合延期、大会の中止など難しい状況が続きましたが、ここで何をするかが問われていると受け止め、出来ることに取り組みました。


一方で、そこに我々の存在意義が突き付けられていることを直視せずにはいられませんでした。


昨年末のごあいさつに


「どうか皆様の心豊かな日々のために、もっともっとスポーツを、サッカーを、アルテリーヴォ和歌山というツールをご活用ください」


とお願いいたしました。果たして地域の皆様が心豊かな日々を取り戻すためにアルテリーヴォ和歌山を必要なツールと考えていただけたでしょうか。答えをお聞きするまでもなく、我々はもっと出来ることがあったはずです。


いま一度、何のためにサッカーをしているのか、クラブが存在しているのかという前提認識を全員で共有し次のチームづくりに取り組んでまいります。


今年は「新しい生活様式」という言葉が生まれました。試合観戦もまた感染拡大防止のためのガイドラインにそって、新しいスタイルで行われました。ご来場の皆様がルールを守ってくださったお陰で、スムーズな試合運営が叶いました。皆様の高いモラルに敬意を表しますとともに、本来の試合中の熱気を改めて恋しいと感じました。


相手ゴールのネットを揺らした瞬間に、私の目が向かう先はスタンドです。歓喜に湧くスタンドを見ることで全てが報われます。その日が一日も早く戻ることを願い、同時にその歓喜が目標を達成する瞬間であるよう、よい準備をしてまいります。


最後に、ファン・サポーターの皆様、ホームタウン行政やパートナーの皆様、そして会場の確保やホームゲームの運営に協力頂いているサッカー協会やボランティアの皆様に心から感謝を申し上げ、シーズン終了のご挨拶といたします。ご支援ご声援、誠にありがとうございました。 来たる2021年の皆様方のご健勝をお祈りいたしますとともに、アルテリーヴォ和歌山をよろしくお願いいたします。


アルテリーヴォ和歌山

GM 児玉佳世子

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